ある日。

心身ともに余裕がなかったので、マッサージ行って、スタバで読書。


森下典子の『日日是好日』を読む。もう、何度目か分からないほど本でいるこの本は、本当に私にとっていいタイミングでいい気づきをくれる。だいたい私は10月ごろになると、心がそわそわしている。今年のやり残したことはないか?来年はどんなことをやりたいのか?ということを10月になると考え始めるのだ。よく10月に目標などを振り返るといいと聞くが、その通りで私は毎年このスタンスでやってきている。正月にその年の目標を考えていたら遅いのではないかと、いつでも前のめりな私は、あれこれと頭がパンクしそうなほどあれこれ考えるのだ。そして、フル回転で行動しすぎるせいで、このころにいつもこの本を読んでいるような気がする。


この本は、著者のお茶のお稽古を通して、様々なことを教えてくれる。気持ちの切り替え方、 頭で効率的に、合理的にと考えて、「すべきこと」に 追われ、疲弊しているときに頭を空っぽにすること、 季節を感じ、今に集中することなど。今の私にぴったりな本である。ついつい何でも合理的に物事を進めようとする癖がある。そのため、自分の頭で想定しているイメージに行動が追いつかなくて自分にイライラするのだ。そうして、結果的に自滅しているというパターンが多い。急がば回れと、夫はよく私に言う。こういうところだなぁと思う。


それにこの本は視野をグーンと広げてくれる。私は長女のため、長女であるこの著者の気持ちが痛いほどわかる。真面目で、努力家で、責任感が強くて、いい子ちゃんのいかにも面倒くさくつまらない性格である。


「間違えまいとお点前に没頭した。すると、何も思わず、考えない『真空』のような数秒がやってきた。そのときすべてから切り離された気持ちよさを一瞬、感じた」 


「さあ、気持ちを切り替えるのよ。今、目の前にあることをしなさい。『今』に気持ちを集中するの」


 「雨の日は、雨を聞きなさい。心も体も、ここにいなさい。あなたの五感を使って、今を一心に味わいなさい。そうすればわかるはずだ。自由になる道は、いつでもいまここにある」