ある日。
朝、洗濯を回した後で、夫が起きてくる前に白湯を飲みながらノートにいろいろ書く。ここのところモヤモヤしていたり、やることが多すぎてテンパっているので、やることや思っていることを箇条書きしていく。さて、あとはやるだけだと思うとちょっとすっきりする。夜中までツールドフランスを見ていたせいで、目がしょぼしょぼしている。つらい。でも、昨日マッサージに行っていたので体は軽い。お風呂にもゆったり浸かったし。
朝食、チーズトースト、グレープフルーツ、はちみつをかけたヨーグルト、ココア、甘酒。
昨日からちょっといろいろポンコツなので、夫にヘルプを頼む。昨日なんぞ、お昼にご飯を食べようとして箸を取りに行ったら菜箸を持ってきていた。ごはんを箸でつまむところまで気づかなかった。無事にご飯を食べ、夜ごはんに使う料理の下ごしらえをしておく。
仕事しようと思ったが、どうにも目が痛くてPCがきついので、ホットアイマスクをして横になる。朝早く起きてもこんなことしていたら意味ないなぁと思うのだけれども、こうしてぐずぐずしていても時間が無駄に過ぎていくだけなのであきらめる。
でも、ただ諦めたくはない。20分ほど目を瞑って、目の回復を待って読書する。怒涛の読書だ。何冊か読み終えるつもりでソファの横のサイドテーブルに本をどっさり積み重ねる。私には時間がない。18時半からツールがあるからだ。最初から見れるので嬉しい。それまでに本を何冊か読み、愛犬の散歩をし、夕飯の支度をし、夕飯をたべ、風呂に入らなければならない。テンパりすぎて泣く。泣きながら、本を読む。精神崩壊。でも、どれも諦めたくない。どれもやりたい。よって、ソファで泣き始める私に愛犬は寄り添い、会議終わりの夫が心配して「とにかくまず水を飲んで、深呼吸」と言う。私の計画を聞いた夫は、それは無謀すぎるとあきれる。
結果から言うと、この無謀すぎる計画はすべてやり遂げた。何なら時間が余ったので、ゆでておいた枝豆のさやの両端をカットして、食べる辣油で炒めるというちまちましたことまでしてしまった。ちまちました作業は心が安らぐ。そして、満足して、早々にベッドに入りツールドフランスを深夜まで見ていた。ラスト、面白かったなぁ。超級山岳、ゴール手前の一番きついところでポガチャルとヴィンゲゴーとカラパスの三つ巴。ポガチャルとヴィンゲゴーがローテーションしているのに、カラパスが「俺も限界」みたいな感じで険しい顔している割には、アタックかけられてもついてくるし、サングラスかけたりいろいろ小細工していて、ポガチャルも「引いてよ~」と促しに行っていて、あぁ、この人はこんな時でもこんなことできる余裕があるんだなと思ったりしていたら、なんとまさかのカラパスがアタックかけるという驚き!ヴィンゲゴーがめっちゃ驚いていた。ヴィンゲゴーがんばって!ってつい応援してしまう。ポガチャルは冷静に対処していて最後はあっけなく追い抜き優勝していた。それよりも驚いたのはちょっと離されたヴィンゲゴーがまさかのカラパスを抜いて2位になったところだ。カラパスあっけなく3位。頑張ったのにね。それにしてもポガチャルの強さ。そして、走っているときとレース後のギャップに癒される。今日はファンタオレンジじゃないんだ。あぁ、やばい楽しいレースだった。山岳コースは大好き。美しい風景と、下りをジェットコースターのようにビュンビュン飛ばしてカーブ切っていくところがたまらない。興奮冷めやらないけれども、明日に備えて眠る。
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