ある日。

朝、寝ぼけていたら、何が起きたのか夫が叫んだ。なんと、私の左薬指が夫の鼻の穴に突き刺さったようだった。しかも、かなり奥の方まで。私の薬指に変な感触がある。気持ち悪い。夫は鼻が痛いとさわいでいる。ただ、私は眠かったのでそのままうるさいなぁと思いながら寝た。起きて朝食を食べているときも夫は大げさに「鼻が痛い」としつこく言っていた。痛いかもしれないけれど、私だって薬指がなんか気持ち悪い。朝食を準備するときに念入りに手を洗った。

朝食、トースト、ココア、はちみつヨーグルト。

前の日に疲れているからと甘酒を珍しく200mlくらい飲んだら、喉が猛烈にかゆくなりしばらく咳が止まらなかったので、甘酒は飲むのを控えた。


仕事。まだまだ選書に追われる日々と言うか、選書しすぎてもはやよくわからなくなってきている。ここのところ新しい仕事も舞い込んできてとんでもなく忙しい。やることが多すぎるときに限って夫もテンパりまくっているので、helpも頼めなそうなので、とりあえずやらなければいけないことと、やりたいこと、頭の中のすべてをメモに書き出す。すっきり。あとはこなすだけだ。サクサクサクサクやっていく。乗ってきたところで夫が昼は?とやってくる。カッチーン。チャーハンを作る。みじん切りにした長ネギをごま油でじっくりと痛めて焦がし葱、そこに卵を二つ割入れて(面倒なので溶かずにそのまま卵を割入れてフライパンの中でかき混ぜる)、玄米投入。塩コショウして、フライパンの真ん中を空けてしょうゆをちょっとたらして焦がし醤油にして、混ぜ合わせる。仕上げに刻んだ大葉と白ごまで簡単チャーハンだ。夫が、「今日のチャーハンうまいね」と言う。食後にコーヒー。二人ともヤケだ。


また、仕事。
夜、ヘトヘトでもう料理なんてできないとソファでダラつく。でも、こういうだらついている時ほどなぜか料理を作ろうと思ってしまう。野菜炒め、ブロッコリーとマッシュルームのアンチョビ炒め、とうもろこしご飯。肉を適当に切ってごま油で炒める。色が変わったら塩胡椒をして、味覇、ニンニク投入。サクッと混ぜて、適当に切った玉ねぎ、残っていた三分の一本のにんじんも適当に薄く切り、何故かネットスーパーで頼んだらメガ盛りできたピーマンも多めにざくぎり、残っていたキャベツを順にフライパンに投入。決していじってはいけない。しばらく放置。しばらくしたらさっくりと混ぜ合わせて、酒、オイスターソース、醤油、辛子をちょっと入れて完成。肉はこんがりと焼き目がついて、玉ねぎとにんじんはいい感じで油を纏って歯応えあるのにとろっとして、ピーマンとキャベツはシャキシャキだ。夫がおいしいという。肝心なトウモロコシご飯は、トウモロコシが思いのほか甘かったお陰でとんでもなく美味しかった。ごちそうさまでした。


女性のための選書サービス/5冊だけの本屋

あなたのためのとっておきの5冊を選書します。