2023年10月30日(月)晴れ

朝 しらすと大葉のおむすび、わかめの味噌汁

しらすと細く切った大葉とごま油、少しの醤油を混ぜ合わせておむすびにした。夫が「崩れやすくて忙しいけれど、やっぱりごま油は外せないなぁ。おいしい」と。朝、起きると口唇ヘルペスができていた。疲労のときにでるので、今日やりたかったことはあきらめて休むことにする。日記を書いたり、読書したりする。『抽斗のなかの海』を読む。好きな本。これを読んでいると、むくむくと何かを書きたい衝動に駆られる。いい本。何度読んでもいい本だと感じる。傍らにメール。ぴったりと体を私の足にくっつけてきてその部分だけがあったかい。


昼 青唐辛子としらすのペペロンチーノ

かぼすをたっぷりとかけて食べる。さっぱり、いい香り。

午後も、引き続き『抽斗のなかの海』を読む。


夜 カレーライス

じゃがいもとにんじんと玉ねぎ、豚肉のバーモントカレー。私はカレーに入っているじゃがいもが嫌い。私の定番はトマトとナスと豚ひき肉のあっさりカレー。久しぶりにバーモントカレーを作ると、夫が懐かしい味だねと。馴染みのある味だから、うちの実家のカレーはバーモントカレーだったかもしれないと言う。私は幼少期の夏のキャンプを思い出す。先生が見守る中、友達と作った飯盒炊飯とカレー。


最近の私は、ずっと昔の自分が戻ってきたよう。とにかくよく笑う。なんてことないことでよく笑う。たくさんの人に話しかけられる。夫が、きみの愛嬌は才能だという。才能と言っても、私は小学校四年のときに努力してこの愛嬌を手に入れたのだよと何度も言うけれど、夫は天性のものかなにかと思っているのではないだろうか。ツンとした娘に口すっぱく「愛嬌が大事だ」と言ったのは父であった。そして、夏目漱石がいなければ、私は愛嬌が武器になることなど思うこともなかったであろう。私はなんだかんだ夏目漱石に影響を受けすぎている。


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