ある日。
引き続き、夏休み中の私につきまわされる夫。
ものすごく暑いのに、私がどうしても横浜の名店グリルエスでビーフシチューとオムライスを食べたかったので向かう。休日のせいかすぐに入れた。ものすごく暑い。けれども、どちらも食べたかったのでふたつ頼んでシェアする。こぎれいで、美味しくて、なんといってもマダムがゆったりと上品なのに、無駄のない動きできめ細やかな接客でいい。シチューめちゃくちゃ美味しかった。タンがものすごく柔らかくて、シチューもこってりしすぎてなくて。シチューは銀のプレートにスパゲッティとともに盛られていていい。パンでもなく。スパゲッティっていうのがよい。オムライスはごはん何膳分か分からないけれども、とにかく大きくて、でもふわふわで食べやすい。私の好きな、薄焼き卵が巻かれている昔ながらのオムライス。らっきょうと福神漬けがつくのだけれどもこれがまたとんでもなく美味しくて、私は酸味が強いのはダメなのだけれども、こちらのは程よい酸味と甘さのバランスがとてもよかった。実はオムライスにはこの漬物セットがついてくることを私はネットでチェック済みだったのだが、なかなかそれらが来なくて、でも私の勘違いだろうかと思いしょげていたら、気配りプロのマダムが、「あれ?らっきょうと福神漬け来てないわね。嫌いなの?」と聞いてくれた。マダム、ナイスパスです。なので、嫌いじゃない旨を力んで伝えると、速やかに持ってきてくれた。「やっぱりこれ必要でしょ?」と。素敵だなぁと思う。赤ちゃんからお年寄りまで、みーんな笑顔で食べていて本当に素敵な空間であった。それから、喫茶店でお茶して帰る。
帰り道、なんで私はすぐに熱中症になるのかと夫が聞くので、ネットで検索してみたらどうやら私は陰虚質という体質なのではないかと思った。だいたい小学校の時から、体育の終わった後とかもいつまでも私だけ顔が赤いままだし、ホットヨガの後なんぞメイクしないと顔が赤すぎて外に出れないくらい熱が冷めるのが遅い。お風呂もすぐにのぼせるし、5分くらい外に出ただけでも顔は真っ赤だし、手足もいつもものすごく熱い。それはどうやら体内の水分が不足しているらしい。夫にそういうと、「きみ全く水のまないよね。水を2リットルくらい飲むように気を付けた方がいいよ。コップに水を注いで、よく忘れてキッチンにあるよ」と言われた。水をたくさん飲もう。昔、水を一日8リットルくらい飲んでいたら、通っていたエステで水を飲みすぎると血が薄くなりますよと言われたのでそれ以来飲むのをやめていたら、極端な性格が裏目に出たようだ。というわけで、水のケースを大量発注した。私はこういうところをケチる癖があるので、夫に「水は健康の為に必要だから、ケチらずじゃんじゃん飲むように」と言われた。すべてお見通しである。
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