ある日。

朝、5時に起きて仕事。本当に朝の仕事ははかどってはかどって、心なしか精神的な余裕も生まれてきた。


昼、金沢カレーを食べる。昨年のちょうど今頃、真冬だというのに全く雪も降らず、ダウンもいらないようなときに、金沢に行った。そのときに買ってきたレトルトカレーを食べるのを忘れていて賞味期限ぎりぎりにいただく。たっぷりのキャベツにとんかつをのせてソースもかける。すごいボリュームなのだが、カレーがあっさりしているせいかサクサクと食べてしまう。胃もたれもしない。おいしいのでまた食べたい。それから、ドラッグストアに買い物に行き、愛犬の散歩をして、愛犬と一緒に昼寝する。愛犬はなぜか私と昼寝するとものすごくいい顔になる。幸福な顔だ。たくさんの愛情を感じているのかもしれない。図書館に行き本を二冊受け取る。


村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を読み終えた。この本は均衡性を保つためによい効果をもたらしてくれる。だからこうして精神的に余裕がなくなったり、誰とも会ったりせずに一人で何かをしたいときなどに読むことが多い。「雪かき」という言葉が随所に出てくるけれども、私も雪かきと思ってやりたくないことでも淡々と淡々とやっていこうと思う。

「ただ踊るだけ、意味なんてないんだ」

この本を読むたびに、意味を求めすぎな私はすーっとスッキリする。そうそう、意味なんてないのだ。私のやっている5冊だけの本屋だって意味なんてないのだ。私が好きだからやっている。好きだから始めたらお客様が来てくれた。ただただ気持ちを込めて選書して、それを一人一人丁寧に積み重ねてきただけのことなのだ。もちろん信念、理念はあります。人に何かを提供するには大事なことである。でも、その理念以外は案外何も決めてはいない。そんなもん決めすぎると自滅してしまうので、意味なんて考えずに過ごすことが大事である。


夜、お風呂に入ったら気持ちよくて、自分でも驚くことに「気持ちいいな~」と声に出していた。人生で初めてお風呂が気持ちいいと思った。私は風呂嫌いなので、こういうことは珍しいのだ。だから、風呂を出るなり夫のところに行き、「人生で初めてお風呂気持ちいいと感じた!気持ちよかった!お風呂洗ってくれてありがとう」と伝えた。

5冊だけの本屋

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