ある日。

休日なので、朝昼食をかねてしっかりごはん。

けんちん汁、焼売、キャベツ、ひじき煮、ごはん。けんちん汁は、里芋、ゴボウ、大根、ニンジン、白菜、ほうれん草、シメジ、こんにゃく、豆腐など体を温める根菜たっぷり。夫が、今日のけんちん汁はとんでもなく美味しいという。夫の大好きな里芋とゴボウがはいっているからね。そして、焼売の横に添えた千切りキャベツに塩コショウとゴマ油をかけてあるのを見た夫が、「これは焼売だから、これをかけたの?」と聞いてきたので、「そうだよ。合うかなぁと思って、思い付きでやったけど、だめだった?」と言ったら、「君のこういうセンスが本当にすごいんだよね」とほめられた。夫は驚いているけれど、きっと誰でもそれくらいできるよと思った。


雪降るような雨の降る夕方。喫茶店に行く。私は、ロンTにニット、さらに耐久耐水のナイロンコートを着てさらに分厚い上等なカーディガン風のコートを着た。その様子を見た夫が、そのナイロンコートとコートは逆のほうがいいんじゃないかと言う。私も本来はそうしたい。でも、それじゃ完全に着ぶくれて合羽をきたおばさんになってしまうと思い、やめたのに、夫が全然おかしくないというので着なおした。やっぱりおかしかったと思う。喫茶店に入って、メガネが曇り、着ぶくれてマスクをしている鏡に映った自分を見て恥ずかしかった。


宮下奈都の『緑の庭で寝ころんで』を読む。


夜、思い立ってネットスーパーのアカウントを復活させる。私はよくPWが間違えたり、何かおかしなかんじで、ログインできなくなることがよくある。このネットスーパーも入れなくなって2年くらいたっていた。夫に横で見守ってもらいつつ、やったら、あっけなくできた。電話番号を間違えていたらしかった。夫が指摘してくれたおかげで復活できてよかった。

ついでなので、クレジットカードのポイントも利用しようと夫と一緒にやる。これも、ログインできないんだよなぁと夫に言ったら、どうやら私は登録すらしていなかったようである。ログインも何もない。二人で大笑いするしかない。利用できずに貯まりまくったポイントでストウブの大きいお鍋に好感できた。嬉しい。幸せな気持ち。

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