ある日。
朝、レーズンパンを夫が焼いてくれた。温かい紅茶とともにいただく。
あまりにも忙しく、毎日自分が何をしているのかもわからなくなってきた。クオヴァディスの手帳に行動記録をつける。果たして、自分は毎日、何に時間を費やしているのだろうか。人は、誰もが平等に1日24時間あるというのに、あっという間の日もあるし、ちょっと余裕があるなっていう日もある。それは何なのかと思う。
朗報。みんなの暮らし日記オンラインの連載で取り上げた『上機嫌な言葉366日』が売れているようで、帯に私の言葉が使われることになった。嬉しい。ありがとう。こんなにもいいこと尽くしでいいのだろうか。不安になる。コラムを書けただけでもラッキーなのに、その上こんな副産物まで。いいことの後には悪いことが必ず来ることを知っているので、これから何か良からぬことが起こるのかと思うと不安で不機嫌になる。嬉しい時ほど、不機嫌になるのは幼いころから変わらない。家族は理解できないようだが、私はものすごく不機嫌だ。夫が喜んだり、家族が大げさに喜んだりするほどに、私は不機嫌になり、「バカみたい」と毒づく。そんなのは、ただの結果で、私の努力でもなんでもないのに。
夜、豚汁、やきとり。夫がケーキを買ってくれた。帯になるなんてすごいと言ってお祝いしてくれたのだ。ありがとう。
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