ある日。

休日。二人ともゆっくり起きる。ブランチに、冷凍しておいたポトフを使ってカレーにする。うますぎた。夫も驚いていた。ポトフだから、ブロッコリーとかウインナーとかカレーらしからぬ具材も多いのがどうかと思ったけれども、これはこれでおいしい。


外は春の気温なのに、大雨強風で布団もマットも干せないので、おとなしくできる範囲で掃除する。床拭き、洗濯。いつもは夫がトイレ掃除をするのだが、念入りに掃除したかったので私がやる。生理用品とかトイレットペーパーとか掃除用具とかを前の日に買ってきたボックスに入れて整頓した。CMでやっていて気になった便座の奥にも届くというミニクイックルワイパーを買ってきたので、それで奥の方もいろいろ掃除する。けれども、結局は雑巾でピカピカに磨く。いつも夫が掃除しているのでトイレ洗浄剤の種類の多さに驚いた。夫は、私が掃除するのをとても心配そうにしていた。愛犬もトイレの前で見張っていた。みんな、何なんだろう。私だって、トイレ掃除くらいできますよ。そう思っていたら、なんと停電した。といれという狭い空間で真っ暗闇になって驚いてトイレから飛び出す。瞬間的停電がその後も何度かあり、私がなにか珍しいことをしようとすると、だいたい普段起こらないようなことが起こるので、夫も大笑いしていた。でも、いつもよりとってもきれいになって気持ちよい。


夜ごはん、スペアリブを甘辛く焼いて食べる。ちょうど母が美味しいパンを送ってくれたので、それをたれにつけながら食べる。おいしかった。新玉ねぎを添えてみたけれども、こちらも甘くてとろとろでおいしかった。

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