ある日。
前の日に焼肉と米を食べてパワーが出たのか、朝から有り余るパワー全開で異常なテンション。夫も愛犬も驚いている。
朝、ピザトースト、ココア、デコポン。母が送ってくれたお気に入りのパン屋のパンを厚切りに切って、切れ目を入れ、ケチャップ、ニンニク、オリーブオイルを塗る。そこにうっすらと輪切りにしたピーマン、しめじ、サラミをのせ、ハーブソルトを振りかけ、最後に上品にチーズをのせる。めっちゃおいしかった。この前お気に入りの喫茶店で食べたピザトーストを再現したのだが、夫もそれにそっくりだというので良かった。ピザソースがなかったので、苦し紛れでやったソースがよかったようだ。次はバジル多めでやってみよう。デコポンが大好きな愛犬は、私たちの椅子の周りをぐるぐる、ぴょんぴょんしながらおねだりしていた。
水曜日は映画の日、と自分の中で決めている。今年はたくさんの映画を映画館で観たいと思っていた。映画って本当に好き。でも、観たかったものが前日で終わってしまっていて、他の観たいものは数日後からのスタートだった。そのため、アマゾンプライムで映画を観る。頭がぼんやりしていたのでほのぼのしたものが観たかったがそういうのはほとんど観つくしていた。せっかくだから、普段絶対に観ないようなものをと、綾瀬はるか主演の「高台家の人々」を観た。特に大きな展開もなく、ただただ内向的な女性と心を読める男の話であった。でも綾瀬はるか演じる主人公のお部屋やファンタジー感満載の妄想はキュートだった。お風呂のシーンがあって、なんて気持ちよさそうにお風呂を入るのだろうと思った。風呂が嫌いな私は、だいたい夕食後から寝るまでの数時間をお風呂に入ろうか入りたくないなと言った感じで、葛藤しながら無駄に時間を過ごしている。お風呂はいろいろと脳の回転がよくなりすぎて、結果溺れそうになり、慌ててでるからドアにいつも体のどこかをぶつけて、夫には「お風呂の蓋がいつもちょっとだけずれている」と指摘を受ける。そして、頭乾かすの面倒だな、服着るの面倒だなと思い、風呂に入ったことを後悔する数十分がある。苦しい。風呂上がりのこの苦々しい顔を見て、毎晩夫は大笑いする。夫は風呂が好きだ。長くつかるし、気持ちいいとかいうし、リラックスとか言う。信じられない。私にとってはただの苦行でしかない。
『思考の整理学』読了。面白かった。SNSや動画、本などで情報が入りすぎて頭がモヤモヤしたりしたときに読むと頭がすっきりする。ものを考え、新しい発想をすること、さらにそれが独創的であることなど、刺激を受ける。また、「セレンディピティ」という言葉の由来がおもしろかった。そうかセイロンの王子様の話に由来していたのか。語源がわかると意味が解るからスッキリする。勝手な偏見だけど、クリエイティブな仕事をしている人たちがよくこのワードを使うような気がしていて、正直私にはさっぱり意味が解らなかったけれども、それがすっきりとした。あと大好きなノートや手帳の書き方!!私は書くのは好きなのだが、見返すのが困難なほどスッキリシンプルでないものはどうも嫌いなようで、たくさん書きたいという欲求と見返したくなるノートを作りたいという欲求の間で葛藤している。そういうところまで、整理してくれるこの本はもはやバイブル。
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