ある日。

台風の影響で大雨。最近は、休日がほとんど雨で、あまり出かけられない。今日は家にこもって、オリンピックを見ることにする。

朝食、チキンとトマトの煮込み、レーズンブレッド、朝のチーズブール。

アンデルセンで買い込んだパンを夫はグリルで焼いてくれる。煮込み料理との相性もばっちりで、とにかくレーズンパンが美味しかった。また買いたい。

オリンピック、バスケ女子決勝。アメリカに負けてしまったが、銀メダル！すごい。何を隠そうバスケ部だった私は久しぶりにバスケを見て、なんとなくルールや細かいところを思い出しながら見たけれども楽しかった。

新規の仕事に手いっぱい。新しい仕事は緊張する。はじめての仕事は若干のストレスもある。夜中まで取り掛かるもうまくいかず。ドツボにはまるだけの気がしたので早々に引き上げる。といっても深夜。さんざん夫にももう夜に文章書くなんてやめた方がいいよ。朝やった方がいいからと言われてやめた。明日、早朝に起きてやることにする。私は、小さい頃から「明日、早く起きてやるから今日は寝る」というのをさんざん言って、起きれたためしがない。そんな実績があるからか、まず朝起きることに不安を覚える。何にも関係なく、普通に8時に起きればいい夫は、私に「明日ものすごく速く起こしてほしいの」と頼まれる。夫も緊張している。本当に起こさないとキレられるからだ。そうやって、若干の緊張を含み、それぞれ眠りにつく。

『きっとあの人は眠っているんだよ　穂村弘の読書日記』読了。この人の読書日記、独特で好き。なぜかテンパっているときにこの人のエッセイを読むと元気出てくるのだ。今回も、私の読みたい本リストは膨大に増えた。「みんなが面白いと云ってる本、話題の本、新しい情報が得られる本、新鮮な発見のある本、向上できる本、読んでおいた方がいいんだろうなと思う本、その全てを読みたくない日がある」っていうところ、私もそうだなぁと思う。天邪鬼だからなのか、なんなのかみんながいいと言っている本や話題の本はちょっと疑っている部分がある。で、その続きに「この後ろ向きな気分ってなんだろう、と思いながらそんなときは昔の漫画を読むことにする」とあって、そうなんだよな。そういう時ってやっぱり漫画なんだよなと思う。私は土曜日の深夜に漫画を大量に読んでいることがよくある。別に嫌なことがあったわけでもなく何でもないのだけれど、土曜日の深夜というのはなんだか漫画なんだ。この人のこういうところや、本当に美しいものが好きで、本が好きで、その愛が溢れんばかりなところが大好きで、癒される。