ある日。

朝、昨日に続き卵かけごはんを食べようとしたが、どうも不調だ。

何も食べれなかった。卵を毎日食べるというのは結構しんどいことだと気づく。午前中、なにもできそうになかったので読書。『ドミノ』、『焼きそばうえだ』読了。どちらもテンポがよくて読みやすく面白かった。

恩田陸の『ドミノ』東京駅を舞台にしたドタバタコメディで、めちゃくちゃ面白い。偶然にその場に遭遇した人たちの人生が交錯し、奇跡的なおもしろい物語。 「優しい女の子になるためには強くならなきゃならないんだ。強いというのはねぇ、いつもきちんと周りを見ていて、自分が何をしなければならないかをちゃんと決められる人のこと」


さくらももこの『焼きそばうえだ』は、とにかく楽しくて、面白くて、なんでもチャレンジしたくなる本。 著者が作った「男子の会」メンバー5人。そのメンバーの一人でテレビ局勤務の植田さんは、「会社を辞めて、ヤキソバ屋でもやった方が幸せなんじゃないか」ということになり、本人の戸惑いをよそに、男子の会のメンバーでバリでヤキソバ屋をやることに。焼きそばの研究をしたり、バリで物件を探したり、徹夜で看板を作ったり、くだらないことを面白がって全力で楽しむ5人が最高なのだ!やっぱりくだらないことを全力でやっていると面白いことって次から次へと巻き起こって本当にこういうのが大好き。


お昼、少しお腹が空いたので、昨夜の残りのお鍋にそばをいれて食べる。なんだかそばがぐでんぐでんだね、と夫に言うと、いつもはのどごしにうるさい夫が「これくらいのぐでんぐでんもおいしいよ」というので安心。


気をとり直して何とか仕事をこなしたが、図書館に行けそうになく困っていると夫が行ってくれた。ありがとう。帰りにファミチキも買ってきてくれて、冷凍パスタも用意してくれた。嬉しい。つかれたので、食べてすぐに寝る。お風呂も入れなかった。

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