ある日。

朝食、冷凍しておいたきのこの炊き込みご飯に黄身をのせて食べる。

夫に、「きみ食べすぎじゃない?」と心配される。だいたい気が病んでいるときには、もりもり食べればいいのさと言いながら食べ続ける。苦しい。


夫が出社するというので、一緒に家を出て、買い物に行く。気になっていたアルビオンのベースとファンでを買えた。嬉しい。前にここの基礎化粧品を使っていたけれど、相変わらず超乾燥肌にはぴったりなものばかりでまたいろいろ欲しくなった。それにしてもデパコスなんて久しぶり過ぎて嬉しい。嬉しくて、ついあちこち見てしまう。それから洋服を見て回り、気に入ったカーディガンの黒とピンクを買う。似合うと色違いでほしくなるから困る。あと、ベージュと白のリバーシブルのマフラーを買う。ハイブランドフロアーであちこち見る。ステラマッカートニーに行くと、80歳くらいのおばあさんがロックなTシャツを試着していてかっこよかった。それからバーバーリーに行ってアウターなどをいろいろ見る。欲しい。私の気分はどうやらイギリス。疲れたので、カフェでアイスカフェオレを飲んで休んで、帰る。帰り道にお鮨をテイクアウトして夕飯に食べる。


思えば、こうして難なく百貨店を自由に一人で見て回れたり、ごちゃついたコスメフロアを一人で観たり買ったりできるようになったのは何年ぶりだろうか。たのしかった。うれしかった。これまで支えてくれてありがとうと、帰宅した夫にそのことを伝えると、夫は嬉しくて本気で泣いていた。ウケる。最近の私の合言葉、D'ont think, Feel! (笑)頭であれこれ考えたり、意味を求めたりしないで、感じることが一番なんだな。

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