ある日。
日曜日。朝、夫はサッカーを見るために、私は執筆のために早起きする。
朝食、サラダ、ウインナー、ゆで卵、トーストにバターとジャム、オレンジのワンプレートとポタージュ。
こまごまと買わなければいけないものがあったので買い物に出かける。非常に具合が悪いため、いつもは10分くらいで着くところが、倍の時間かかった。あまりにふらふらしているので、夫が手をつないでくれた。文房具屋で愛用のペンと替え芯。本屋で雑誌と文庫1冊ずつ。コスメキッチンで愛用の化粧水1本。他に父への誕生日プレゼント。すべて買い終わり、ドトールでお茶することにする。あまりに混んでいて、夫は他のカフェにしようと言うが私は待つと言い張る。たまにはカップとソーサーでコーヒーが出てくる店でゆったりとコーヒーが飲みたいと告げる。そうこう話している間に席が空いたので、座る。コーヒーとかぼちゃのタルトを二つずつ頼む。夫が、「これおいしい。10個は食べれる」と言う。
帰ってから仕事をちょっとして夕飯の準備に取り掛かる。不調なので夫にも手伝ってもらう。今夜はカニ鍋。冷凍しておいたカニを夫に解凍してもらう。その間に、にんじん、白菜、エノキ、豆腐、豆苗など野菜をカットする。出汁を用意する。全ての準備が整い食べる。私はカニが大好き。嬉しい。もくもくと食べる。あまりにも夢中になって食べるので、夫にカニ職人と言われる。明日の雑炊用にも身をほぐしておく。それから殻を炒って出汁を取る。これで、味噌汁にでもしようと丁寧に出汁を取る。その集中している様子に、またカニ職人と言われる。
食後、アイスを食べながら、大河ドラマ見る。その後番組でスピードスケートの高木美帆選手のドキュメンタリーがやっていた。順位とか関係なく、自分の理想の滑りを追求している姿に驚いた。メダルを取りたいとか、ずっと優勝し続けたいとかじゃないんだ。この人、優勝しても全然喜んでないなぁと前から思っていたけれども、自分の滑りに納得いってなかったんだ。その姿がかっこよかった。随時、気づいたことをノートに書きこんで、自分で自分を観察し、コントロールしていく様子も良かった。今度のオリンピックでは彼女をいちばんに応援しよう。
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