2023年5月15日（月）

雨。

昨夜1時まで仕事したが、いまいち捗らず朝を迎える。カモミールティーとアリナミンを飲んで、仕事に取り掛かる。コーヒーを飲みながら仕事。昼過ぎにやっと終わる。

昼食、ごはん、しらす、明太子、なすの煮びたし、ピーマンの塩炒め。

できるだけ誠実な人と仕事をしたい。ここ数日忙しかったので、午後は仕事をやめて昼寝をしたり、TVを見たりして過ごす。夕方、思い立って、ロールキャベツを作る。仕事が立て込んでいるときに、なぜか巻く料理を作りたがる。キャベツを芯をくりぬいて丸ごと茹でる。冷水で冷やし、しっかりと水切りをしてお肉を巻いていく。今夜はトマト味。仕事を終えた夫がやってきて、さあ夕食にしようと思ったら、まだあと20分くらい煮込まなければならなかった。

夕食、ロールキャベツ。

夫はおいしいおいしいとおかわりしていた。

昨夜、日記を書いていたら、去年の欄に島田潤一郎の『古くてあたらしい仕事』を読んで大号泣したと書いてあった。その日の夜の記憶は鮮明に残っている。ソファー寝転がりながら読み始めたら、感動して、ソファーでしばらく大号泣をしたのだった。夫が不在の日で、深夜までリビングで好きなだけ読書できて、それがいい本だったから幸せな夜だと思ったのだった。たぶん去年の今日は『ヘルシンキ生活の練習』を読んで、私の実現したい世界はこういう世界だったと感動したんだった。あれから一年、私は５冊だけの本屋でちっぽけでも世界を変えられただろうか。誰かの役に立っただろうか。