ある日。

夫の誕生日。夫がサッカーのチケットがとれたというので、一緒に行く。秋の終わりの寒い、けれどもダウンを着るほどではない。サッカー観戦のファッションはどれが正解なのか、周りの女性たちの服装を見るも、ユニフォームとか着てるし、まったく参考にならない。

お誕生日だからと言ってスタジアムで無駄に夫の写真を撮ってあげる。恥ずかしそう(笑)面白いから、いろいろ注文を付けてたくさん写真を撮った。ケンタッキーを食べながら見る。ケンタッキーがとんでもなく美味しく感じて、スタジアムとか屋外で食べるものってなんでこんなにおいしいんだろうと思う。結果は、勝利。バースデーのお祝いだねと言いながら帰る。


私は、疲れがピークになるとやたら汁物を作る癖がある。今回は、大量のポトフ、大量の豆腐とほうれん草の味噌汁、おでんという訳の分からない料理を作った。疲労しているのに、丁寧にきんぴらごぼうとか作る。がんもの煮物とか彩サラダとかも作る。もう訳の分からない。それで、夫が「あぁ、この時期がきましたか」と言って笑っている。それでものすごくたくさんあるのをみて「今日は何を食べるの?」と聞かれたので、「私はカップヌードルを食べるけれども、あなたは好きなのたべていいよ」と言ったら爆笑された。こんなに作ったのにこれを食べないでカップヌードル食べるの?とあまりに言われたので、私はポトフとみそ汁を食べた。夫はごはんとサラダとがんもの煮物とみそ汁。お料理を作ることでスッキリしたいので、別に食べたいわけではないのだ。



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