ある日。

ついつい忙しくて、疲れて、どうにもならない時は、やたらと飲み物から栄養を摂取しようとする癖があって、思い立ってコンビニに買い出しに行く。それで買ってきたのが、アリナミン、リポD、ミカンゼリー、ポカリスエット、アイスコーヒー、アイスカフェラテ。それをキッチンに全部並べて、ポカリを飲んでいるところに、夫がやってきて笑い転げた。「きみ、気づいている?栄養ドリンク、カフェイン、風邪のときに必ずきみが摂取するもの。大きく分けて3つのものをそれぞれまんべんなく買ってきたんだね」と。気づかなかった。欲していたものを買ってきたら、こうなっていた。


夜、マックでグラコロを食べる。珍しくコーラなんて頼んだら、パッケージにサンタのイラストがあった(さすがコカコーラ!)。まったくクリスマス感を感じられていなかったため、気分が上がった。毎年グラコロを楽しみにしているのに、今年のはイマイチで残念。私はタルタルソース?のような卵とちょっと酸味の利いたソースが苦手で、それ入っていたような気がした。

夫は、ハンバーガーのセットを食べたのに、ソフトクリームを買った。帰りに歩きながらソフトクリームを食べている夫。外は10度を下回る極寒である。ダウンを着ているのに、ソフトクリーム。末端冷え性なのに、なぜこんなことするのだろうかといつもあきれながら見ている。夫はめったにソフトクリームなんて食べないのに、こういうことってたまにある。新婚旅行でイタリアに行ったときも、-10度とかで大雪なのに歩きながらジェラート食べていたし、金沢に旅行に行った時も、目の前が見えないほどの吹雪なのに茶屋街をソフトクリームを食べながら歩いていた。本当に謎。


そして、ニトリで愛犬用のぬくぬくなベッドを買って、業務スーパーに行った。私はこのスーパーがどうも好きになれないのだが、試しに寄ってみたら、夫がウキウキしながら、大量の餅ときな粉、それにあずきと黒豆をかごに入れて歩いている。この人は、まだクリスマスも来ていないのに、お正月を先取りしているようで楽しそうだなと、見守っていた。


『猫のお告げは樹の下で』読了。青山美智子、好きな作家の一人。若干のファンタジーのようなスピリチュアルのような、そういう雰囲気のある物語が多い。でも、なんとなく読み終わった後にホッとする。

「神様が入るスペースを作るんです」「散歩しているときや拓海を寝かしつけてるときなんかに、ぽかーんとしてるとふっとアイディアが舞い降りてくる
というか」

「新しく良いものを入れるには、出すのが先です。
入ってくるすきまをつくらないと」

と、いうところがある。私もこういうことを大切にできてるなぁと思った。何かを得るには、何かを手放さなければならない。手放すものが、大きければ大きいほど、新しく良いものが入ってくることを知っている。だから、この本も好きなのかもしれない。

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