ある日。
午前中、ラジオを聴きながら仕事をしていたら、ラジオで「私、男運がなくて~」と言っていたリスナーに対して、DJが「男運のせいにすると、余計よくないらしいですよ!」と言っていて、なるほどと思った。運のせいにしたり、誰かのせいにする。自分の人生に起きるすべてのことは自分の責任なんだよね。
4か月ぶりくらいに美容室に行く。忙しくて、予約してはキャンセルを続けていたら4か月も経ってしまった。髪がプリンでぼさぼさで、いよいよなにをしていてもイライラしてきた。すべてを放り投げて美容室に行く。美容室では、貴重品を入れて持ち歩くバッグをいつも借りてそれにiPhoneや財布などを持ち歩く。でも、最近は小さなエコバッグを持ち歩いているので、それを使っていたら、美容室内をシャンプーだのカラーだのでうろうろするたびに、いろんな美容師さんに「そのバッグいいですね」と声をかけられた。私のそれはBAGGUのヒョウ柄であった。「それはエコバッグなのに攻めてる感じがいいですね」と。そして、美容室でつけているエプロンともなんかリンクしていたのだ。シックな黒のエプロンに私のヒョウ柄が目立っていた。肝心の髪形は、美容師に、後ろからも横からも顔のフォルムがでない感じの前下がりボブで、というめちゃくちゃのオーダーをしたが、いつもの方はさすがにそれをすべて叶えてくれた。ずっとスッキリ短めボブが、コシノジュンコも驚きの前下がり具合だ。でも私は気に入っている。
帰りに、カフェで苺のパフェを食べたり、考えごとをしたりして過ごす。パフェにつける飲み物に、季節の苺のドリンクを選んだら、「それは、プラス200円になります」と言われたので、ケチな私はその下のなんてことないいつもあるチャイを頼んだら、「わかりましたー、ではセットでチャイですね!プラス100円になりますー」と言われた。え、私のさっきの200円をケチったのってなんだったの?プラス100円なら、全然意味ないじゃん。それ最初に言ってよと思ったが、もうよくわからなくなってきたので良しとしよう。
それで、帰りに家でご飯を待つ夫に、夜ご飯を何か買っていこうかとリクエストを聞いた。すると、某弁当屋のガーリック豚丼と言うやつを頼まれた。自慢ではないが私はその店に1度しか入ったことがない。入るのにちょっと抵抗があるのだ。ガテン系の男性がよく店を埋め尽くしているから。それでも、ストレスフルな夫のために満を持して入った。カウンターに行くとセルフレジがあって、そこでメニューを頼むのかと思って、いろいろ押していたら、どうやらそれは本当に会計だけをするシンプルなレジだったようで、お店の人に夫から送られてきた商品名をそのまま伝えた。そうしたら、横のセルフレジでお会計をしてくださいと言われ、え、suicaだとどうやってはらうのだろうかと戸惑いながら会計をすまし、イライラされながらも番号札のようなものを渡されて待っていた。ガテン系おじさんの隣に、美容室帰りでチューリップを抱えた女がいる弁当屋。あぁ、逃げ出したい。
しばらくして呼ばれて受け取ったお弁当がガーリックだけあってめっちゃ臭かった。私はニンニクの臭いが苦手で気持ち悪くなる。なんでこんな弁当を持って帰らなきゃならないんだとイライラしてくる。道を歩いていても、ニンニク臭がすごい。仕方ないので、お弁当の入った袋を横に精一杯手を伸ばし自分から極力距離をとり「臭い、臭い、臭い、臭い」と言いながら帰ったらおかしくなってきた。
マンションのエントランスでカギが見当たらず、夫がいるはずなのでインターホーンを押して驚かせようとカメラに顔をものすごく近づけて待っているのに、まったくでない。何度も押すのに出ない。それで、顔を近づけた状態のままそれをやっていたら、後ろにイケメンのシュッとした男性が立っていて、オートロックを解除してくれた。花とものすごく臭い弁当を抱えた女が、インターホンのカメラに顔を近づけている、、、あぁ、恥ずかしい。それで、自分の部屋のところまで行ったら、夫が気づいて開けてくれた。うちの夫はインターホンに気づかない人なのだ。愛犬がぎゃんぎゃん吠えたから見に来て気づいたそうだ。あぁ、しっかりしてよーと思う。それで、臭い弁当を食べていた。あぁ、イヤになる。夜は極力食べないでほしいのに。
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