ある日。

朝、ものすごく胃が痛い。前の日の晩に、外食したせいだろうか。5時に起きて仕事をするつもりが、胃が痛すぎて、ずっと胃痛とか胃腸薬について検索しまくっている。それに、朝からモヤモヤイライラしているので、ノートにすべてを吐き出す。こういう時には気分をそのまま書くより箇条書きがよいと聞いたことがある。ただの感情的な悩みは箇条書きにすれば割と解決法が見つかりスッキリする。そうして、いろいろ書いていたら、どうやら私は人目を気にしていたようだ。誰かのために何かをしなくちゃいけない。こう思われるからこれはしない方がいい。そればかりを考えていたようだった。前の日の夜に、夫が「きみは人からどう思われるかとか考えるときは本当に具合が悪い」と言われたばかりであった。どこまでも自分勝手な私である。

だいたい、こういうくだらない考えをするのは、自分に明確な目標がないからである。ここの所、目標が次々とかなってしまい、大きな目標を失っていた。私は目標がないと、とことんダメなのだ。それで、改めて自分はこれから何をしたいのか、どう生きたいのかを考えた。スッキリ。よーし、頑張ろう。


夜、ハンバーグを作る。いつもよりお肉を多めに買ったので、作り置きしようと思ったが、リビングで髪をぐしゃぐしゃに振り乱しながら仕事にテンパっている夫を見ていたら、でっかいハンバーグを作ってあげたくなったので、お店で出てくるよりも大きいハンバーグを作ったら、夫が喜んでいた。よかった。おいしいと言って食べてくれてありがとう。


夜、『私的読食録』を読む。角田光代と堀江敏行による、美味しい本の紹介がひたすら続く本で、美味しい本好きな私にはたまらない。

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