ある日。

朝、五時半。ベッドで、つらいつらいと騒ぎ立てる。8時まで。あきれている夫。自分では何がつらかったのか分からないが、とにかくつらくてつらくてどうしようもなかった。夫を起こすことはほとんどないのだが、夫を起こすほどだから思った以上につらかったのだと思う。

起き上がっても、食欲もないため、コーヒーだけ飲もうと用意した。そんなコーヒーには口もつけず、Amazonprimeで、「オタクに恋はむずかしい」を観る。何でもよかった。でも、なんかゆるそうで、頭を使わないで観れそうなもので、目についたものを選んだだけだった。なんというかミュージカルぽい感じで、高畑充希とか、踊って歌っていて、はちゃめちゃに明るくて、それを見ていたら元気が出てきた。

それから、歯を磨いて顔を洗って、身支度を整える。気分転換に買い物に行く。ユニクロで、ジーンズを2本買う。綾瀬はるかがはいていたのがとてもきれいだったので、試してみたけれども、もちろん綾瀬はるかと私とでは何から何まで違うわけで、自分の足の短さに愕然とする。あれこれ試して2本裾上げをお願いした。その間、スタバでアフォガードフラペチーノを飲む。モバイルオーダーなので、通知が来てから受け取りに行けばいいのに、せっかちで落ち着かないため、いつも通知が来る前に行ってしまう。それでもでき上っているのだから、まぁいいかなぁと思うものの、自分のせっかち具合に飽きれる。手帳を開き、クローゼット考察。夫に連絡し、とんかつを食べたくなったのでお弁当を買っていくけれど、どうするかの相談。夫は会議がなくなったので、一緒にたべるというので、とんかつ弁当を買って帰る。どうやらストレスフルであるらしい夫のためにたい焼きも買う。二人ともヤケ。夫は嬉しそうに、食べていた。とんかつがお好きらしい。私はめったに食べない。久しぶりにおおきいヒレカツ弁当を食べたが、苦しくて苦しくて後悔した。でもおいしかった。


クローゼット考察の続き。今、私はやたらと着替えている。朝起きると、パジャマから家事着に着替える。これは、スウェットとかTシャツとか汚れてもいいものを2セット用意していて、それだ。そして、家事をして、朝ごはんを食べると、化粧したりして、部屋着に着替える。これは、買い物や散歩とかにもすぐに出かけられる、ジーパンとカットソーとかシャツとかカジュアル着。さらに、例えば都内に行くとか、ちょっとおしゃれなスポットに行くときなどは、こぎれいな服に着替える。と言った感じで、一日に何度も着替えている。思い起こせば、私の実家でもみんないろいろ着替えていたし、小さい頃からそうだったので、違和感なかった。でもこのライフスタイルの変わったタイミングで、なんだかパジャマから家事着に着替える時間が惜しくなったのだ。夫は起きるとすぐに朝食を食べたい人なので、着替えたり、化粧したり、洗濯したりいろいろしていると間に合わない。よって、パジャマと家事着を同一化してみようというのを試してみよう。パジャマをいったん奥にしまい。Tシャツ5枚、らくちんパンツ5枚、ロンティー5枚をパジャマ兼家事着に任命した。そして、それ以外はすべての服をハンガーにかけ管理することにする。これはなかなかいいアイディアのような気がしている。

私は、服でもモノでもなんでも自分で管理できないほどモノがあふれているのが苦手のため、少数精鋭。スッキリ。これで、無駄に派手派手なTシャツを何枚も買ってしまうことも防げそう。好きと言うだけで、次から次へと水色のストライプシャツを買ってしまうこともなさそう。ハンガーにかけて、すべての服を見渡したところ、白、黒、カーキの中に、なぜか水色のシャツたちだけが際立っていた。好きなのだ。でも、自分でもうすうす気づいている、私は水色とか寒色系が似合わない。赤とか、ピンクとかぱきっとした色の方が肌なじみがよい。よって、水色から赤の服にチェンジしていこう。

女性のための選書サービス/5冊だけの本屋

あなたのためのとっておきの5冊を選書します。