ある日。
朝、疲労のせいか30分寝坊。そこから、歯を磨いたり顔を洗って、化粧をして、洗濯をする。でも頭が回らず、白湯を飲んで呆然とする。
朝食、はちみつバタートースト(私)、トーストにピーナツバター(夫)、はちみつヨーグルト、ポタージュスープ。
いちいち頭が回転不足で、食パンをグリルに入れたのに、扉が開いていて火もついてなかった、それで冷蔵庫に向かって「あれ?私何しようとしてたんだっけ?」と問いかけている私に、夫が「きみは今パンを焼こうとしていたよ。ほらみて!グリルの扉が開いている」と教えてくれた。いちいちそんな感じなので、一向に朝食の準備が進まない。いよいよ支度が整ったころには、なぜかトーストにバターを塗りはちみつをかけていた。こういうことをすることはほとんどないので、夫も驚いている。
それから洗濯を干して、掃除をして、仕事に取り掛かるもどうにも頭痛が激しいためコーヒーを飲んで20分仮眠をしたらよくなった。それから仕事。
お昼に会議を終えた夫がやってきたので、二人でコンビニに行きお昼を買う。夫はおむすびセットと中華まんとゆずサイダーみたいなやつ。私は鳥の照り焼き弁当と緑茶。「きみ、夜、鶏肉を焼くって言ってたよね?かぶっているけれどいいの?」というので、たんぱく質が不足しているからこれでいいのだと伝える。鶏肉もあってきんぴらもあって卵焼きまで入ってるんだぜ。タンパク質盛りだくさんだろうがー、と内心どや顔。久しぶりにコンビニ弁当にしたけれど楽でいいなぁ。お茶を飲みながらお弁当食べて、秋の行楽日和でなんだか楽しいランチタイムだった。食後に飲みかけのコーヒーと栗大福。これも私が食べるのはめずらしいと夫が驚くので、私は大福の中に苺とか栗が入っているのが好きなんだと伝える。幸せ。
仕事。選書でどうにもこうにも選書できない。悩んで悩んで久しぶりにたくさん悩んで選書した。どうか喜んでもらえますように。稀にこういうときがあって、だいたいこういう時にはインプットが足りないからできないとか、紹介する本の並びとか字面の問題だったりするので、そういうのをこねくり回してどうにかベストの状態で選書する。力を使い果たし、愛犬の散歩に行く。夫も私も仕事で疲弊しているせいか、口を開けてよたよた歩きながら家をさまよっている。家を出発するまでにものすごく時間がかかる。いつもはのんびり準備する愛犬も今日に限って早く準備してきてしまったのだ。夫の着替えるのを待って出発。家をでたら、ものすごく長い虫取りアミを振り回している少年がいて、あやうく私が捕まるところだった。今日も愛犬はルンルンで長距離を散歩していた。
帰ってきてからも仕事。もう目がおかしい。寝ても覚めても私は活字ばかりだ。活字中毒。明日は美容院で季節の変わり目カラーチェンジを行うためほぼほぼ仕事にならなそうなので、今日できるところまでやっておきたいけれども、もう目の前がちかちかしてきて進みが悪い。気休めに10秒目を閉じて回復しては進めるというのを繰り返していたけれども限界なのであきらめて夕食の準備に取り掛かる。
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