ある日。

朝食、冷凍しておいたトマトごはんを使ってオムライス。

祝日で映画の安い日なので、映画「鳩の撃退法」を観に行く。この原作を初めて読んだ時に衝撃的だった。どこからどこまでが現実で、小説の中のことなのか、さっぱり分からなかった。結果、「なんじゃこりゃ?」という、とんでもない面白い本に出合ってしまったときの言葉が残った。それを映画でどうやって映像化しているのだろうかと思い、夫を誘って見に行く。面白かった。個人的にはスッキリした。暑かったので、アイス烏龍茶をLで頼み、急激に冷えたせいで途中具合が悪くなったのだが、どこも見逃したくないという気持ちで粘ったものの、終了まで1時間くらいあって、どうにもこうにも気分が悪くなってきたので、普段はしないのに途中で席を立った。あぁ、悔しい。そう思いながらトイレで一人休んだら、回復してきたので戻る。うーん、奇跡的に大事なシーンではなかったようだった。

映画が終わって、久しぶりに回転ずしへ行く。なんだか普通の回転寿司だったのに、匠とかついていて、気取った感じの高級回転ずしになっていたことに入ってから気づくという痛恨のミス。しかも夫が職人から寿司を受け取るのがうまく出来ずにイライラする。夫が口に入れた瞬間に皿を渡されたり、メニューを吟味しているときに来たり、席を間違えたなと自分で反省する。夫はこういうことは苦手なのだ。私は、純粋においしく楽しもうなんて思ったことはなく、夫に快適においしく楽しんでもらいたいので、頼んだ寿司がいつごろくるのか、寿司職人の動きをみながらパクパク食べて、夫にメニューを吟味させてあげるのだ。それが席が逆になってしまったばっかりに、ほとんどグダグダで夫は文句ばかり言うし、緊張した時間になった。残念。夫は、客の動きを見てちゃんといいタイミングで持ってきてほしいし、なんでそもそも皿が遠いの?と言っていた。皿が遠いのはカウンターの下にでっかい冷蔵庫があって、職人も精一杯背伸びして届けてくれているんだと伝えると、え!そうなの?じゃ、店の設計がよくないとのこと。そこまで店に期待できる夫がすごいなぁと思った。私は誰にも何にも期待していないし、できなくて当然だと思っているので、そういうのは腹が立たない。腹が立つというのは期待どおりではなかったときに起きるのだなぁと思う。でも映画の半券を使うと5%安いので嬉しかった。気をとり直してサンマルクでコーヒーを飲む。相変わらずの手際の悪さにまた、夫がきれる。コーヒーを飲み終え、夫は電気屋へ、私は本屋へ行き合流。夫はなんと電気屋で店員に間違われて声をかけられたらしい。そのころ、私は別の男の人を夫と間違え思いっきり手を振っていた。どっちもどっち。アクタスでものすごく座り心地のよさそうな椅子があり、それはおそらくなんとかっていう名品なのだけれども、腰痛を抱えた夫が半信半疑で座ったら驚くほど快適な椅子で、私も座ったら衝撃を受けた。欲しかったので値段を観たら5万円。。。一脚しか買えないよう。高いよう。あきらめて他の椅子も見たが、その椅子に勝るものはなかった。ロフトでマッサージグッズをいろいろ漁る。私たちは漁る割に買ったことがないので、なんとなく買っても使わないだろうなぁというのはわかっている。それでもほしくなる、試したくなるのだから怖い。


帰り道、シナモンドーナツとタピオカミルクティーを買って帰る。夕食用。やけにごてごてと飾られたドーナツは好きではないので、そこで買ったことはなかったが、ケースの下の方に素朴なドーナツもあった。しかもシナモンシュガーて最高か。帰って食べたそれらは最高の組み合わせ。


夜、急に鼻水が止まらなくなりしんどい。ずっと、ユニクロのTシャツで眠っていたが、なんとなく首回りが不快になってきたので、さらっと快適な寝るとき用のTシャツ2枚とオールインワンを買った。ためしにそのTシャツで寝ようと着替えたら、「さらっとした感じで、寝心地よさそうだ」と夫が言った。おやすみなさい。

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