ある日。
朝食、玄米、野菜の残り(エリンギ、キャベツ、モヤシ)の卵炒め、煎茶。
卵を食べたせいか、食べ終わるそばからみるみる元気が出てくる。
前から行ってみたかった本屋に行こうと盛り上がる。私の住んでいる駅にはくまざわ書店をはじめとして、3つほどタイプの違う本屋がある。でもどれもしっくりこないのだ。コロナ禍で、あちこちの本屋に行けなくなって2年。すっかりAmazon頼みになっていたが、なんとそこは独立系新刊書店だ!テンション上がる。HPをみたところ、店主の思いや、理念に大変共感したので楽しみにしていたのだ。家から30分ほど、真夏のような暑さの中を歩く。入ると、大きめの棚に囲まれた中に、ぎっしりと並んだその選書がとんでもなく素晴らしいのだ。泣く泣くAmazonで買っていたような本がすべてそろっている。嬉しい。駅からも外れた静かなところにある割に、どんどんお客さんがやってくる。店主と常連客の会話を聞きながら本を選ぶ。欲しい本がたくさんあったが、ずっとほしかった朝吹真理子の『TIMELESS』を選ぶ。こういういい本屋で山のように買うのはなんだか下品だなと思ってしまう自分がいる。丁寧に選び、それを丁寧に読み、読み終えたらまた通う。そうして通い詰めることで、店主はこちらの好みを理解し、私のための本を並べてくれるようになるのではないかと思っているのだ。なんせ、あれだけお客さんのことを覚えていてお話しているのだから、きっと私のこともメモしていることだろう。どうか忘れないで。汗だくで本を選び、夫と帰りに楽しみにしていたパン屋によってそれぞれお気に入りのパンを買う。
その後、夫のお気に入りのプロントでミートソースパスタとアイスティー。そして、読書をする。今日はここで読もうとウィリアム・モリスの『ユートピアだより』を読む。快適だ。途中でブレンドを追加して読む。夕方まで読みつづけた。途中夫はなんだかごついスイーツとコーヒーを飲んでいた。
夕食、お気に入りのパン屋のハムとチーズのサンドとウインナーパン、クロワッサン。
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