ある日。

朝、鶏肉のゆで汁で卵がゆ。葱もちらしてするすると食べる。

昨夜一睡もしていなかったので、11時まで仮眠をとる。夫が起こしてあげるから寝てきなさいと言ってくれた。それで11時から仕事。


昼食は、鉄火丼。

昨日買ったまぐろを漬けておいたものを酢飯にのせて、たっぷりの大葉をのせて食べる。夫が白ごまをかけた方がいいよとかけてくれた。めんどう。鉄火丼のあとはアイスが食べたくなり二人でアイスを買いに行って食べる。スッキリ。

仕事。月末で立て込んでいるので、淡々と淡々とと自分に言い聞かせて、サクサクとこなす。あっという間に終わったので、買っておいたアンドプレミアムを読む。今回の大人スタンダートっていうテーマは面白いなぁ。イッタラのカラフェ欲しいなぁとしばらく眺める。それをみていたら急に過去のアンドプレミアムでエレガントがテーマのものを読みたくなり、読んでいたらますます楽しくなってきた。向田さんが出ているのだ。嬉しい。向田さんの勝負服という名の労働着のエピソードは何度読んでも好きなのだ。せっかちらしい向田さんの性格を考慮してすべてを叶えている労働着はおなじくせっかちな私にとっても理想とする労働着なはずなので、いつか手に入れたい。ちなみに私の労働着は、ブルーのストライプのシャツワンピ。ポケットがちゃんとついているのも便利だし、洗いざらしで着れるのもよい。私は袖が昔から苦手で邪魔だなと思っているので、いつもまくっている。あと襟もうっとうしいなと思う。だから、向田さんがスタンドカラーを選んでいて、あ、これは良いねと次に買う時はそうしようと思っている。何度も読み返しているけれど、面白い。私の中でシンプルとエレガントというのはちょっとしたキーワードで読み入る。茨木のり子が日記で夫のことをYと記載していたのとかセクシーだなと思っていたけれど、私も自分の日記では夫のことをTと書いている。私は、日記に固有名詞が出てくるとなんだか一気に人に見られたときにやばくなるからそうしているだけなのだが、彼女がやるとセクシーだなと思う。


夜、仕事が立て込んでいるせいか夫が一向に部屋から出てこず、料理を作り終えて暇なので、鉄火巻きの練習。難しい。これは難しい。一向にうまくできない。しかも黒米に漬けのマグロでやっているのでもはや色がぱきっとしていない。それでも切り終えたときにやってきた夫は、うまそうと言って一人で山ほどある鉄火巻きと豚汁を食べた。他にもちょこちょこ作っていたので、それも全部食べて私は見ていた。


怒り新党という番組がやっていたので観る。夏目さん最終日らしい。このかた、美しくておもしろかったなぁと二人で見入る。やっぱり面白い。服の威力ってやっぱりあるよなと思う。

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