ある日。

朝食、カステラ、ココア、ヨーグルト。

午前中に、ネットで買った折りたたみ傘とリングが届いた。昔から赤い傘が好きで、赤い傘でよさそうなのを見つけたのを買った。折りたたみ傘が壊れてしまっていて、日傘を雨のときにも使っていたのでこれでスッキリ。


仕事。選書をさくさくと。あと、ブッククラブの本を発表。今回は『三島由紀夫レター教室』三島好きな人も、読まず嫌いしていた人にも楽しんでもらえたら嬉しい。

午後からはのんびりと過ごす。朝吹真理子の『TIMELESS』を読む。この本大好き。朝吹真理子も大好き。とんでもない本だなぁと読むたびにいつも思う。そしてこの独特だけれどもシンプルで品があって、そういう全部が好き。その後、録画しておいたドラマ「ライオンのおやつ」を見て、大号泣。そんなことをしていたらソファの上が本やら文房具やらで溢れていて、「あれ、付箋がなーい。ケータイがなーい」と騒いで探していると、夫が、「なんでいつもちゃんと探さないで騒ぐんだ」と、一緒に探してくれたら見つかった。私は小さい頃から変わっていない。眼の前にあるのに、メガネがなーいと騒ぎながら探すし、小学生の頃、忘れ物して急いで戻り玄関から母親に、○○忘れたーと大声で叫んで持ってきてもらう始末である。いよいよこんなことが続くのが多くなり、自分でもうんざりするほどだったので、小学生の頃に忘れ物がないように全教科の教科書をすべてランドセルに入れていた。そうするともうランドセルは重いし、教科書がすべて入る容量でないため、プリントや教科書のカバーなんぞがもうぐっちゃぐちゃになって下の方にたまっていることが多々あった。それ以来、教科書のカバーは重ねたりする時に擦れて破れたりして邪魔だなと思い、教科書を配られたその場ですべてのカバーを外しランドセルに入れていたのだ。こんなことしているのは私くらいであったが、カバーが邪魔くさいなと感じるのは今も変わらない。これは、きっとこのことがきっかけだったのかもしれない。


女性のための選書サービス/5冊だけの本屋

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