ある日。

朝食、さつまいもごはん、ひじき、ウインナー、ちくわの青のり炒め、はちみつヨーグルト、甘酒、煎茶。

夫、「すべておいしい。バランスもすべて良い」と、ありがとう。


本日は不調。何だかモヤモヤイライラする。ソファーでたくさんの日光を浴びてセロトニンの量産に努める。何にもやる気が出ず、いやむしろ思考停止中。昨日、働きすぎ、活字を見すぎたのがいけなかったのかもしれないと思い、午前中は活字を見ないようにすることにする。録画しておいたドラマ「最愛」を3話分くらい一気に見る。吉高由里子って好き。父親の映像に涙が止まらなくなった。犯人って誰なんだろう。もしかして吉高由里子かなとか思い、お昼ご飯を食べながら夫に話すと、夫は薬師丸ひろ子が怪しいと言っていた。夫は一話を私が消してしまったため見逃し、2話しか見ていないという少ない情報量での推測。あぁ、気になる。


昼食、マックにてサムライマック。ポテトとコーラ。

このハンバーガー本来の名前があるのになぜかサムライバーガーと言ってしまう。なぜ、このハンバーガーだけニックネームついているのだろう。

午後、引き続き思考停止のために、カモミールティーを飲みながら、本をしたりしてリラックスする。カモミールティーはリラックス効果が抜群だ。でも私は、カモミールの花言葉逆境に耐えるという言葉が頭によぎる。リラックス下手な私には、まさに逆境に耐えているわけで、すぐにちょこまかしてしまったり、働きたくなったりするのを何とか抑えてリラックスに徹している自分の状況。


『お金本』を読んだ。面白い。これは作家たちのお金にまつわるアンソロジー。有栖川有栖が作家としての年収を計算したり、角田光代は家計簿をつけたり、川端康成は原稿料ではなく、印税で暮らしたいと希望を書き綴ったり、かつての文豪たちは借金を申し出たりいろいろ面白い。一番印象的だったのは、アンパンマンの生みの親、やなせたかしだ。彼はてっきり絵本作家だと思っていたが実は漫画家だったようで、でもその当時世の中的に売れていたのは絵が汚い漫画が多く、漫画よりも絵本作家としての仕事が多くなったとのことであった。最後にこう締めくくっている。「お金持になれる正しい原則は良心的な面白い仕事をすることです」と。お金と言えば、やっぱり内田百閒の貧乏エッセイが印象的で、あれを読むとああ今月苦しいななんて時にも元気が出てくる。


夕食、前日の残りの餃子鍋にうどんを入れたものと浅漬け。

夜になっても相変わらずぼーっとしている私は、豚肉を買っておいたことを忘れていたためなんとかせねばと、豚肉とにらめっこしていたら、夫が焼いてくれるというので生姜焼きを作ってもらった。明日食べよう。

疲れていたせいか、食後お茶を飲んですぐにベッドに入る。すぐに爆睡してしまっていたようだ。

女性のための選書サービス/5冊だけの本屋

あなたのためのとっておきの5冊を選書します。