ある日。

本日も一時間遅れでのスタート。不調。

朝食、トースト、はちみつヨーグルト、ココア。

夫がパンを焼いてくれたらとてもおいしかった。丁寧にバターまで塗ってくれた。ありがとう。夫が、今日はメールにもヨーグルトをげようと、愛犬にもヨーグルトをあげていた。嬉しそう。


愛用のLLbeanのトートバッグを二つ洗う。洗濯機がガコンガコンなっていて心配になる。その後、タオルを洗濯。ソファーに座って、日光浴しながらコーヒーを飲み、ほぼ日手帖タイムをする至福の時間。この時間幸せホルモン全快だろうから、明日もやろう。

スーパーに買い出し。魚屋でアジの干物、たらこ、ちりめんじゃこを買う。初めて買ったのでレジの並び方がわからず戸惑っていたら、レジのお姉さんに「こちらから並んでください」と言われたので移動すると、おばさんがすすすーっと入り込んできてちゃっかりレジに先にはいっていた。お姉さんは、「こちらのお客様が先なんで」と言ってくれたが、おばさんはもうレジにかごを置いていたので先にどうぞと譲る。もたもたしていた私が悪い。続いてスーパーでお肉やら野菜やらを買う。途中でものすごく具合が悪くなり、家で仕事中だった夫に連絡して迎えに来てもらう。落ち込んでしばらく寝込む。


昼食、お弁当。海苔弁、きんぴらごぼう、厚揚げとこんにゃくの煮物、ポテサラとたらこ。

地味弁すぎるやろと思ったが、夫も私もこういうのが好きなので嬉しい。モリモリ食べた。食後にアイスも食べた。元気を取り戻そう。


食後、伊丹十三の『女たちよ!』読了。ブッククラブの今月の一冊。改めてユーモアあふれて痺れる一冊だった。それに、品性を感じるのも好きなところ。スパゲッティのおいしい召し上がり方、「血のしたたるような」ローストビーフの作り方、イングリッシュティーの入れ方、お料理学校よりもすぐれた下を持つこと、サラダにおける本格、もう何もかもが大好き。解説で池澤夏樹が「すっかり身につけてしまったから長らく再読する必要も感じなかった本」とあった。私もかなり昔は狂ったように繰り返し読んでいたが、今ではすっかりいろんなことが自分のものになっていた。辻留さんの包丁の持ち方、お刺身の食べ方、レモンを八つに割る切り方 サラダにおける本格にある、野菜の水はよく切ることとドレッシングは食べる直前に作ること。かつては既製品のドレッシングを使っていたが、今ではすっかりオリジナルで作っている。洋風も中華も和風もオイルとレモン汁と塩コショウとあれこれを混ぜてシンプルに大きなサラダボウルに作り、その上にどっさりと野菜をのせて食べる直前に和えている。こういうことが自然にできるようになっている自分にまず驚いた。再読と言うのは、こういう自分の成長に気づかされるから好きなのだ。そして、今も昔も品のある本が大好きだ。007を映画で観たばかりだからそれが出てきたのも嬉しい。


夕食、濃厚味噌鍋。白菜、きのこ、もやし、玉ねぎ、ニラ、豚バラ肉でたっぷりの野菜を摂取。

夫と二人はふはふ言いながら食べる。夫は猫舌なのに、すぐに口の中に放り込む。それで「あつい、あつい」とうるさい。二人ともバターをいれて、ゆで卵までいれた〆のラーメンまでたらふく食べる。


久しぶりに湯船に20分くらい浸かったら、ものすごい汗が出てきて何だか癒された。気持ちよかった。明日からも湯船に浸かろう。ベッドにて、ミランダジュライの『最初の悪い男』を読み始める。再読、嬉しい。ミランダジュライ、かなり好き。

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