ある日。

土曜日。起きたら昼だった。
もう何年か土日も早朝に起きて仕事をしていたけれど、体力がもたなくなってきたので、土日はアラームをセットするのをやめた。そうしたら夫婦で起きたのは昼で、なんかこういう休みの日の気だるい感じの朝は久しぶりでよかった。

昼食、塩ラーメンにハムエッグをのせたもの。
お腹が好きすぎて、二人で鼻水をずるずるしながら食べる。

愛犬の散歩。

ファミレスで、のんびりと過ごす。岡本太郎の『自分の中に毒を持て』読み終わる。よかった。なんとつまらない人生になっていたことか。やっぱり過激に生きなきゃ!

続いて、穂村弘の『野良猫を尊敬した日』を読む。冒頭、叔父と喫茶店に行ったエピソードが出てくる。血のつながりがない無口な叔父だが、珈琲をくるくるスプーンで混ぜて、スプーンを取り出し、端からミルクを入れるその様子がカッコよかったとある。急いでドリンクバーに珈琲を取りに行く。夫に見ていてといい、やる。う、美しい。穂村弘は、何度やってもうまくできないとある。私もきっと綺麗にできないだろうなと思っていたので、感動。




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