ある日。
ここのところの疲労のせいか起きたら昼だった。
だるい。だるい。だるい。
ノロウイルスで何も食べずに何日かを過ごしてわかったことは、普段から私は食べすぎている。生まれてから30年間ほど食が細く、飲み物からほとんどのエネルギーを取っていた。たとえば、朝食は砂糖たっぷりのカフェオレ、昼はコーラとチョコレート、夜は麺類。だいたいこういった食事内容だった名残で、不調になるとやたら飲み物で栄養バランスを整えようとする。食事をバランスよく食べているのに、さらに飲み物からもエネルギーをとっていた。それは胃腸にやばいよね。食べ過ぎだよね。これからは、食べない日を設けようと決める。(たぶんできないけれど。。)
あちこちの大掃除を済ませ、スッキリとした。
夕方から夫とファミレスに行く。ガラガラのファミレスは快適。お腹が空いたのでミートソースパスタを食べる。チーズとタバスコを持ってきてくれたけれど、だいたい私はどちらもかけない。食べ終えて、サガンを読む。私の口癖でもある「私をひとりぼっちにしないで!」がサガン芸術の根本だったなんて、なんとも共感。自由と自立が描かれている。シャネルも自由と自立がテーマだったけれど、少し怒りが強め。きっと私も怒りが強めだ。でもこの人は愛がある。だからやさしく寄り添う。『悲しみよ こんにちは』を何度も何度も読み返して、共感するんだけど、読後、気持ちが温かくなるというかやさしくなるのがよい。「子どものころから半分大人みたいで、大人になってからは子どもっぽいところが抜けないのです。ですからいまでも大人の価値観のなかに理解できないものがあります」とある。ここだけで私の心は一気に奪われる。安心と安定を嫌うところも共感。この人は知的なんだけど、陽気で軽やかなのが素晴らしいと思う。美意識について考えさせられたので、美意識の本を次に読もう。
読書が終わったころに夫がお腹が空いたというので、ミートソースパスタを頼んだ。なんと、チーズもタバスコもなかった。夫はチーズをとにかく山のようにかける。それで、チーズを頼む。店員さんは、はぁ~みたいな感じでしぶしぶ持ってくる。すると、チーズの中身がなかったのか、ふっても出ない。でも、今度はチーズでないんですが。。とか言うのが嫌らしく、必死でチーズを振っていたのが面白かった。なんで君にはチーズとタバスコがついて、俺にはこないんだ?というので、マニュアルにないとしたら、個人的にかけるかかけないかになるのでは??と思った。
返って、お風呂に浸かり、オイルでマッサージしたり、いろいろなブランドのサンプルを試したりしてリラックスして、眠る。
0コメント