ある日

朝ごはん、スピナッチ&エッグサンド、ハニーミルクラテ、いちご。夫はアンティコカフェが大好きでよくいくのだが、そこのスピナッチサンドが大好きなので、私もそれを真似してよく作る。この日は特別上手くできた。休日だったので、にんにくをちょっと多めに入れた。夫も、「お、今日のスピナッチはうまいな」と言う。丁寧に、やたらめったら手を加えなければたいていの料理はうまくできるのだと思う。

夕方、家で仕事をしていた夫がイライラし始めた。悶々とした空気を出し始めている。夫は感情もあまり外に出さないし、人やモノにあたることもしない。ただ自分の中で静まるのを待つ人だ。そんな夫でさえも、今にも爆発寸前になっている。料理をしていた手を止めて「お茶でもしに散歩に行こうか」と声をかける。けれども、「大丈夫だ」という。そして、本格的にダメになったのかふて寝した後で、「やっぱりアイスでも買いに出かけようか」と言った。夫がこういうことは珍しいので、料理中の手を止めて一緒に出掛けた。手をつないで、春のようなぬるい風が気持ちよかった。「きみにアイスを買ってあげよう」と買ってくれた。そして、お昼を食べてなかったので、冷凍のお好み焼きを買って半分こすることにした。そうして、家に帰ってからお好み焼きを食べようと思ったら、すでに夜ごはんの時間だったのでこんだてはめちゃくちゃだけど食事にすることにした。夜ごはん、冷凍のお好み焼き、レタスのオイスターソース炒め、きのこの中華炒め、大根と大葉のつけもの、豆腐の味噌汁。夫はアイス一つでも大変ゆったりと悩む人なので、私は自分のアイスをさっさと決めて、料理本を立ち読みしていた。そこで載っていたきのこの中華炒めのレシピを唱えながら家に帰って作ったら、なんと夫に大好評だった。私は中華料理の中で空心菜の炒めの次にレタスのオイスターソース炒めが好きでこれを食べたくなったので、沸かしたお湯にごま油を入れて丁寧に一枚ずつレタスを入れて作った。あぁ、この鮮やかなレタスの緑がたまらないのよねと思う。夫も、これを気に入ったようですごい勢いで食べている。もくもくとあれこれ好きなものを食べた後で、夫が買ってくれたアイスを食べた。

最高の休日だ。


5冊だけの本屋

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