ある日。

愛犬、トリミングへ。待っている間に夫とカフェでランチをする。コロナの影響で人が少ない。私は、星野源の『そして生活はつづく』を読む。夫は大好きなサッカー観戦ができなくて退屈そう。星野源のこの本を読んだ頃、私はまだ闘病中だった。この本の中で、星野源が母親に「あんた生活が嫌いだからね」と言われるところがある。自意識が過剰すぎるというか、そのせいで仕事や表面上はちゃんとできてむしろ人より才能があるのだけれど、生活、暮らしが大嫌いという。私もそれまでは生活をおろそかにしていた。私は体が弱すぎて、人並みに生活することさえ大変だったので、それ以上に好きなことなど子どもの頃はできなかった。手術をしたその日に、私の人生は変わり、もう好きなことだけやって生きていくぞーと思ったら、その日から生活を置いてきぼりにしていたのだ。それは、精神もバランスを崩すはずで、この本のおかげで私は生活をもっと大切に、日常の私も大切にしようと思ったのだ。だから大切な本。

それから愛犬を迎えに行き、愛犬をいったん家に置いてから、買い出し。帰りのコンビニで夫とゲラゲラしながら出てきたら、止まっていた車がクラクションを鳴らすので見たら親戚であった。よかった。なぜなら私はノリノリで歌って踊りながら歩いていたからだ。夫はもう大笑いしかない。大人のファンタグレープを初めて飲んだけど美味しかった。


(これは時差のある日記なので、最近のことではありません)

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