ある日。

朝、フレンチトーストとカフェオレ。

未だ凝りもせず、「私なんて生きている意味がない」と泣き続けている。私の落ち込みようはもはや夫が呆れ大笑いするほどになっても変わらない。発端は些細なことだけれども、もはや泣き続けて視野が狭くなっている私にはすべてのことが大げさになり、あぁ、5冊だけの本屋ももう無理ー、もう誰ともかかわりたくなーい、とおめおめ泣くのだ。そして、必ず夫に確かめる。「私、頭がおかしくなったんではないだろうか」と。そして、夫は冷静に答える。「安心しろ。ただの生理前の現象だ」と。私は生理痛がひどいほうなので、夫が心配しないように生理日を夫とGoogleカレンダーで共有している。よって生理前に理不尽に嫌味を言われても夫は、あ、そろそろ生理なんだなと言って割り切っている。そんなこんなで、夫は私のこういう時の対処法もわかっていて、だいたい私がこういう落ち込んでいるときにはドーナツかアップルパイを買ってきてくれる。よって、二人でミスタードーナツへ行く。私は昔からチョコファッションとハニーディップ一筋なのに、なぜかこの日に限り、ポンデリングとシナモンを買ってしまった。夫も驚いている。初めてのチョイスだから、何度もこれでいいのかと夫が確かめてくる。そして、その帰り道にスーパーに寄って帰るサムギョプサルの材料を買って帰る。私は大雑把なほうで、あまり細かい料理はしないのだが、前の日にサラダに使う白髪ねぎを作ったら、思いのほか綺麗にできたのでそれを巻いて食べたら最高だろうなと思ったのだ。だから急に思いたってサムギョプサル。何も聞かされていない夫は驚いていたけれども、準備も手伝ってくれて、いつもはやらないのに、豚肉を脂をこまめにふき取りながら丁寧に焼いてくれた。よって私は食べることに専念し、無心で食べたらあっという間に元気になった。

それにしてもミスドのシナモンは美味しかった。今まであったのかな。美味しいから今度からはポンデリングとシナモンにしようと思った。ドーナツを食べると幸せな気持ちになるのは子どものころから変わらない。

5冊だけの本屋

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