ある日。

真夏のように暑い。昼までベッドで読書。チェーホフの『桜の園・三姉妹』を読む。過去との決別、未来へのスタートをテーマにしたチェーホフ最後の作品『桜の園』を含む一冊。過去の華やかな生活から抜け出せなかったために、大切な土地・桜の園を手放すことになった貴族階級の有様を綴った物語。過去にこだわりすぎているときに、前に進もうという気持ちにさせてくれる本だ。良くも悪くもコロナの影響で私たちは新しい生活様式でやっていかなければならなくなった。だからこういう本を読むと心が落ち着く。「さようなら、古い生活!ようこそ、新しい生活!」って言葉がよい。

昼、茄子と豚肉の炒め物、きのこのオイル煮、サラダ、ときたま汁、明太子とごはん。夫が食べたいものを自由に作って出来上がったものである。夫は、きのこがあまり得意ではないのに、きのこのオイル煮だけは美味しい美味しいとたくさん食べる。だからどうしてかなと思って聞いてみると、見た目はなんてことないきのこの固まりなのに、食べるとすごく美味しくてあと引くうまさだからだそうだ。よかった。

夜、にゅうめん。

5冊だけの本屋

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